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過払い金請求にかかる費用
実際に払い過ぎてしまった過払い金の回収をするためには、3つの方法があると考えます。
下記の文章では考えられる過払い金請求を行う3つの方法をあげています。参考にしてみてください。
自分で金融会社と交渉して多く払い過ぎた過払い金の回収の交渉を行う。
実際に自分で金融会社に電話をして過払い金を回収するために交渉しても、殆ど相手にしてもらえないのが現状です。金融会社は過払い金を正当な理由で支払っていただいたと主張してきますから、一般の方が交渉しても現状は相手にしてもらえません。実際にあったひどい話で過払い金が180万円もあったのに、15万円で和解を組んでくださいと言われて和解に応じてしまった人もいます。知識がないため言われるがままに和解に応じてしまう方も多いです。相手はプロですから相手の言いなり和解には決して応じないように気を付けましょう。
メリット・金融会社の言いなり和解を組むとカードがそのまま使えたりするケースもあるみたいです。
デメリット・多く返してもらえるはずの過払い金額が極端に少なくなる可能性がとても高いです。
裁判を起こして過払い金請求を行う。
自分で裁判所に申し立てをして過払い金返還の本人訴訟を起こし、過払い金返還手続を行う方法です。
自分で面倒な手続を踏むわけですから、実際にかかる費用は安くすみます。取り引き履歴開示請求書の送料280円、引き直し計算0円、内容証明1475円、訴状証書作成0円、代表者事項証明書一社につき1,000円、貼用印紙代予納郵便切手などの費用ですみます。貼用(ちょうよう)印紙代は下記の表です。裁判所に出向く手間や交通費などもかかります。
メリット・費用が安くすむ。
デメリット・裁判所からの通知が自宅に届くので家族に知られる。会社を休む。その人にもよりますが手続が面倒。
弁護士か司法書士の専門家に依頼する方法です。
あなたの変わりに金融会社から取り引き履歴を請求して、過払い金がいくら発生しているかの計算をし、過払い金返還の交渉を行います。すべて依頼者の代わりに行ってくれますがその分の費用がかかります。どのような費用がかかるかは次の通りです。
着手金(依頼をする時に必要なお金です。相場は2万円~5万円です)
報酬金(過払い金の請求が行われた時にかかる費用です。2万円~5万円が通常の相場です)
成功報酬(取り戻した金額の10%~30%、100万円×20%=20万円です)
例えば1社の金融会社から100万円を取り戻した場合は、着手金2万+報酬金2万+取り戻した金額100万円の20%=24万円が依頼した先生への報酬となるわけです。
着手金、報酬金、成功報酬は金融会社1社につきかかるものです。
メリット・手続が簡単。自宅に裁判所から通知がこない。
デメリット・自分で訴訟を起こすよりも費用が高くなる。
まとめ
過払い金請求を自分で行えばその分手間隙をかけることになりますからその分費用は安くすみます。
弁護士や司法書士に依頼すると面倒な手続を全てあなたの代わりに行ってくれるわけですから、その分の費用がかかるわけです。