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債務整理とは
債務整理とは多額の借金を背負って返済が困難になった場合や今後返済を続けていても、完済が困難な方に法律で借金の負担を軽減させる法的手続きを言います。
次に、債務整理に関する4つの方法や、債務整理の種類を説明しています。
借金を抱えてしまったらどうやって解決すればいいのでしょうか?
《相談者》 | 返済をしていくのが難しいほど借金を抱えました。この借金の生活から脱け出すには何か良い方法は有りますか?相談にのってください。 |
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《相談員》 | 今の借金をどうしたいと思ってますか? |
《相談者》 | キチンと返済したいと思いますがそれが難しいので、何か良い方法があれば教えて頂きたいのですが? |
《相談員》 | 分かりました。借金の解決方法として次の4つがあります。 |
債務を整理する方法 ①任意整理
《相談者》 | 任意整理とはどのような方法ですか? |
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《相談員》 |
任意整理とは、弁護士か司法書士があなたの代理人になり、取引履歴の請求をして多く支払っている利息が無いか計算して、あった場合は借金から引いてもらいます。残った残金の返済を36回~50回払いで返済するので、借金の利息をカットしてもらえないかと債権者に交渉して利息を払わずに借りている元金だけを返済していくと、和解を組む方法です。 例えば、300万円の借金を50回で割ると月々の返済金額は6万円になります。6万円の返済が出来る生活状況なら任意整理が適していると判断します。 また、任意整理を弁護士か司法書士に依頼した時点で債権者からの取立てがなくなります。 |
債務を整理する方法 ②特定調停
《相談者》 | 特定調停とは何ですか? |
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《相談員》 |
費用をあまりかけず、弁護士や司法書士を介さずに自分で借金の整理をする方法が特定調停です。 簡易裁判所に自分で申し立てをすると、調停委員が債権者とあなたの間に入って、双方が合意できる返済計画を立てます。 特定調停は固定収入があること、3年程度で返済できることが条件になります。 |
《相談者》 | なるほど |
債務を整理する方法 ③個人再生
《相談者》 | 最近、個人再生と言う言葉を耳にしますが、これはどういったものなのでしょうか? |
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《相談員》 |
個人再生手続きは民事再生手続きを簡略化したものです。債務の総額(住宅ローン以外の借金)が5,000万円以下で、一定の収入を得る見込みのある個人の方が利用できる手続きです。 再生計画案を作成し、裁判所に認可されたら返済を開始します。3年~5年(原則3年)返済を続ければ、残りの債務は免除されます。 |
債務を整理する方法 ④自己破産
《相談者》 | 自己破産について教えてください。 |
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《相談員》 |
多額の債務を負い、借金の返済が難しく、支払い不能に陥った場合は自己破産しかないでしょう。 自分で手続きを行うことも出来ますが、弁護士や司法書士に依頼すれば、さまざまな負担が軽減されます。裁判所に申し立て後、1~2回出頭する機会があります。また、財産があるかないかで、手続きは変わってきます。 自己破産と聞くとネガティブなイメージが有りますが、現代では法律も変わり経済的にやり直す手段の一つだと思ってください。 |
※上記の債務整理の内容は各ページごとで詳しく説明しています。各ページ内をご覧頂き参考にして下さい。
多重債務とは
現在の収入では返済が困難な借金や複数社から借りている借金を多重債務といいます。 また、毎月の収入では返済ができない借金を抱えている方や複数社から借金を抱えている方や借金の返済をしても完済することが困難な方を多重債務者と呼びます。 無担保、無保証で簡単にお金を借りることができたり、クレジットを組み簡単に物を買える時代なだけに、多重債務を抱えてしまう人や多重債務者に陥る人が続出しています。多重債務や多重債務者に陥らない為には返済計画が重要なポイントです。 まず自分が月々稼ぐ収入を把握することが大事です。その収入の中から1ヶ月の生活費用を計算しましょう。家賃、住宅ローン、食費、光熱費、電話代、保険代など毎月生活するうえで必ずかかる費用を1ヶ月の収入や給料から差し引き余った金額が自分の返済能力だと考えて下さい。 お金を借りたり物を買う為にクレジットを組むと利息がかかります、利息が付いたお金はなかなか返済することができません。月々の返済に回せるお金を十分に理解して余裕のある返済計画を立ててからお金を借りるようにすれば多重債務や多重債務者になることは未然に防ぐことができると思います。
多重債務者の現状
多重債務者に陥った方は仕事中や家族で過ごす大切な時間を借金のことを考えることになります。 借金返済のために新たな金融会社から借金をしては返済に回したり、クレジットの買い物枠を使い金券や新幹線などのチケットを買い換金して現金にして返済に回したりすることで、その場をしのぐ為に新たな借金を作る方も大勢います。 借金の返済が難しいと思った時点で多重債務者だと気づいて下さい。 多重債務者に陥ったら自分の力ではまず、返済ができないと思って下さい。 借金は1人で考えて解決しようとすると素人ではまず、マイナスの方向に走ります。 借金の返済は早めに債務整理をすることで家族に内緒で借金を解決できる場合が殆んどです。 家族に知られるのを恐れ、何とかなると自分に言い聞かせて返済のできない無理な借金を作ってしまう方が大勢います。 借金の返済の為に保証人などを付けて新たな借金を作る事は避けていただきたいと思います。 債務整理をする時に保証人に迷惑を掛ける事になり、債務整理に踏み込めない方が大勢います。